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2025

AWS Cloudformation ベストプラクティス まとめ

1. はじめに

AWS CloudFormation は、AWS リソースをコードとして定義し、Infrastructure as Code (IaC) を実現するためのサービスです。文書管理+検索サービスを提供するうえでは、多様なAWSリソース(例: Amazon S3、Amazon DynamoDB、Amazon OpenSearch Service、Amazon EC2、IAM など)を利用することが多く、これらを効率よく管理するために CloudFormation は欠かせない存在となります。 本ドキュメントでは、主に以下のような運用管理を想定しています:

  • 文書保管のための S3 バケットや、ドキュメントメタデータを管理する DynamoDB テーブルの管理
  • 検索基盤としての Amazon OpenSearch Service (旧 Elasticsearch Service) の構築・更新
  • CloudFormation テンプレートのバージョン管理・変更管理
  • 変更差分やスタックドリフトの検出
  • 運用・保守プロセスの自動化 (CI/CD パイプライン連携など)

以下の各項目で、AWS CloudFormation のベストプラクティスを踏まえ、運用に役立つポイントを解説します。

Kubernetesクラスター内 マルチテナント実現方法(1)

はじめに

マルチテナントとは、単一のKubernetesクラスターを複数の異なるユーザーやグループ(テナント)が共有する環境のことを指します。 リソースの効率的な利用が可能になりますが、それぞれのテナントが独立したリソースやアクセス権限を持つことが求められます。

OSS Software Load Balancer(2) NGINX, Traefik, MetalLB

NGINX

概要:

NGINXは、高性能でスケーラブルなオープンソースのウェブサーバー、リバースプロキシ、ロードバランサー、及びHTTPキャッシュです。2004年に公開され、現在では、多くの高トラフィックなウェブサイトやアプリケーションで広く利用されています。

OSS Software Load Balancer(1) HAProxy

OSSのソフトウェアロードバランサーにはいくつかの選択肢があります。以下にいくつかの代表的なものを挙げます:

HAProxy

概要:

HAProxy(High Availability Proxy)は、非常に広く使用されているオープンソースのロードバランサーおよびプロキシサーバーです。高いパフォーマンスと信頼性を持ち、多くの企業やサービスで採用されています。